第4回:服装やその他
バードウォッチングをするときに、こういう服装をしなければいけないという決まりはありません。派手な服装はさけて、目立たない地味な服装が適しているとよく言われていますが、私の経験では派手でも地味でも、野鳥に近づける距離に違いはありません。
野鳥はどうも、色よりも人間の姿形と大きな早い動きを嫌うようで、音にも敏感です。人間の姿形や行動はともかく、服装はシャラシャラと音が出るような素材や、反射の強い蛍光色の服は避けた方が良いというくらいで、自分の好みの服装で良いと思います。
ただし、場所や季節によっては擦り傷や虫さされなどの心配があるので、長袖、長ズボンが適しているかもしれません。楽に動ける、軽快な服装が良いとは思いますが、英国紳士のようにビシッとキメたり、観劇に行くようにおしゃれも楽しむ、という人がいても良いのに、と思います。
履き物にも決まりはありません。それこそTPOによってお好きなように、です。あえて言えば、子どもの遠足の注意事項のようですが、普段履き慣れたものが良いでしょう、くらいです。
意外と優れ物なのが長靴です。湿地や浜辺へ行くときにはもちろんですが、草原を歩くときにもズボンの裾が汚れなくてすみます。私の親くらいの世代のバードウオッチャーたちは、どこへ行くにも長靴で、国際線の飛行機にも長靴で乗り込んだそうです。現地のホテルのレストランなどで、ちょっと困ったそうですが。でも、今では良い素材の靴がいろいろありますから、自分の歩きやすい靴をはいてください。長靴は慣れないと歩きにくくて、本当に疲れてしまいますから。
下駄やサンダルは歩くときに音がするものが多いので、バードウォッチングには不向きかもしれませんが、夏のリゾート地などでは、当然サンダルが定番です。あまり考えすぎないで、自分の好みで選べば良いでしょう。
自分の観察スタイルができあがっていけば、おのずと季節ごとの便利な物や必要な物が分かってくると思います。人それぞれに違うので、私の思いつくままをいくつか記すので参考にしてください。
帽子、手袋、ポケットが多いベスト、スパッツ、レインスーツ、虫除けスプレー、携帯蚊取り線香、携帯カイロ、簡易椅子、ブラインド(人間の姿を鳥に見せないようにするための道具。私は迷彩柄の布を使っている)など。









